ドールとタミヤ「BBX」 (組立編3)
ちなみに、ギヤに塗る白いセラミックグリスがBBXには付属していません。過去に使った余りもありますが、せっかくなので新品を買いました。
フタをする前に、オプションパーツ「OP-2071 BB-01 スリッパークラッチセット」を開封します。
これは、駆動系に負荷が掛かった時の保護や、急な加速、減速で安定した走行をさせるためのパーツです。今回はハイパワーなモーターを使うので、付けておいた方が良いかと思います。
取説を確認したところ、付属のギヤとシャフトをスリッパーシャフトに交換する必要があるようです。
ということで、先ほど作ったギヤの1つを、スリッパーシャフトに交換します。
スリッパークラッチはこの様に付けます。スパーギヤは付属のものと同じ歯数の86歯なので、ギヤ比は変わりません。
ネジを締め、滑りを調節します。あまり滑りすぎると熱でギヤが溶けるので注意です。
これに付けるモーターは、タミヤのモーターで最もハイパワーな10.5Tのブラシレスモーターです。
開封しました。スーパーアバンテの時に使おうと思っていたのですが、スピードコントローラーが対応していなかった為、使わなかったモーターです。
ちなみに、BBXで使用できるモーターは、シャフトが10.5mm以上あるものに限られます。マブチモーターやスポーツチューンモーターはシャフトが短く使用できません。
モーターに付けるピニオンギヤは「48ピッチピニオンギヤ」です。付属の18歯の他に、スーパーアバンテで使った余りの21歯~24歯があるので、この中から最適なものを選んで付けたいと思います。
BBXは2WDのバギーなので、「8.9~11.7:1」が推奨ギヤ比です。さらに「2WDでは9:1以上を目安に調整してください」とあるので「9.0~11.7:1」のギヤ比を目指します。
BBXのギヤ比はマニュアルの後ろに載っています。付属の18歯は12.42:1で範囲外です。20歯~24歯までがモーターの推奨ギヤ比に収まります。ギヤ比が大きいと加速力重視、小さいと最高速重視です。
今回のモーターはスピード重視のモーターなので、推奨ギヤ比内で、最もギヤ比の小さい24歯のピニオンギヤを使うことにします。
モーターをギヤボックスに仮止めし、ピニオンギヤを取り付けます。
ピニオンギヤとスパーギヤがかみ合うようモーターを固定し、グリスを塗ってフタをします。
今回使用するネジは、タミヤでは珍しく六角穴付きネジになっています。
中には、アジャスターやネジロック、ハイトルクサーボセイバーのスプリングなどが入っています。
開封しました。サーボはロープロファイルサーボしか使用できません。スピードコントローラー以外は、過去に何度も使ったパーツなので詳細は省略します。
スピードコントローラーは最上位のもので、タミヤのモーターなら全てに対応しています。
バッテリーを接続し、サーボのニュートラルを確認します。…よし、確認しました。
サーボにサーボセイバーを取り付けます。ちなみに、標準でハイトルクサーボセイバー仕様です。
サーボを付ける前に、オプションパーツ「OP-2070 BB-01 アルミサーボステー」の出番です。
プラスチックパーツの代わりに使用します。サーボをしっかりと固定し、取り付け剛性を高めます。