ドールとタミヤ「フォードブロンコ2021」 (組立編2)
プラスチックパーツの塗装が終わったので、次は、いよいよボディの塗装を行います。
塗料は全部で5本。マニュアルでは3本で塗装していますが、スモークと裏打ち塗装用のシルバーを追加しました。
まずは、塗装準備をします。ボディをカットする前に、穴を空けます。
穴は全部で30カ所。2㎜~6.5㎜まで大小さまざまな穴を空ける必要があるので、ボディリーマーなどの専用工具がないと大変です。
穴あけが終わったら、ボディをカットします。外周をカッターでなぞり…
ちなみに、ボディの切れ端をサイドミラーで使うので、平らな部分を少し取っておきます。
穴あけやカットした時に手でベタベタ触ってしまったので、プレペイントクリーナーで塗装面の油汚れを拭いておきます。
カットしました。窓の他、前後のライトのマスキングもあります。
さらに、色の塗り分けをするので、前後のバンパーと天井以外をマスキングします。
塗料は、最初に「ブラック(PS-5)」を前後のバンパーと天井にスプレーし、マスキングを剥がして全体に「コルサグレイ(PS-32)」をスプレーします。「シルバー(PS-12)」で裏打ち塗装をした後、窓のマスキングを剥がし「スモーク(PS-31)」をスプレーします。
で、残りの「フラットクリヤー(PS-55)」ですが、これはブラックを塗った部分の「表側」にスプレーします。ツヤツヤの外観を、マットな感じに仕上げる「つや消し」スプレーです。
― 数時間後 ―
まずまずです。流れ込んだ塗料は、プレペイントクリーナーで拭き取りました。
次は、全体にコルサグレイをスプレーします。ついでに、裏打ち塗装も行ってしまいましょう。
― さらに、数時間後 ―
では、窓にスモークを塗ります。ちなみに、窓にシールを貼る場合、スモークをスプレーする必要はありません。
― さらに、さらに、数時間後 ―
で、最後のフラットクリヤーですが、これはブラックを塗った部分に「表側」から塗ります。
ということで、ブラックを塗った部分の保護フィルムをカッターでカットしていきます。カッターは軽く当てて、ボディをカットしないよう慎重に…
よし、いい感じです。もし、余計な部分も剥がしてしまったら、マスキングで補修します。
黒い部分だけツヤツヤです。穴には内側からマスキングしています。
― さらに、さらに、さらに、数時間後 ―
ほぼスプレーのみの塗装とはいえ、これだけ塗装するのは、かなり時間が掛かります。