ドールとタミヤ「サンダードラゴン」 (組立編2)


それでは、ここから本格的に組み立てていきます。


まず最初は、「A」の袋を使います。


中には、ギヤやプレート、グリスなどが入っています。


あと、樹脂及びメタルベアリングは全てボールベアリングに交換します。「ファイヤードラゴン」同様、フルベアリング化には1150ベアリングが17個、850ベアリングが4個必要です。


では、始めましょう。まずは、デフギヤを2つ作ります。デフケースにギヤを入れグリスを塗ります。


スパーギヤでフタをします。


デフギヤの1つをギヤケースの片側にセットし、もう片側のギヤケースにはカウンターギヤをセットします。


2つのケースを合体します。


ここで、プロペラジョイントを2つ作り…


1つをギヤボックスにセットし、フタをします。


これで、リヤのギヤボックスの完成です。




次は、フロントのギヤボックスを作ります。残りのプロペラジョイントをギヤケースの片側にセットします。


もう片側のギヤケースにはデフギヤをセットしグリスを塗ります。


ギヤケースを合体して…


フロントのギヤボックスの完成です。




ここでモーターの出番ですが、付属のものは使わず、別途購入した「スポーツチューンモーター(23T)」を使います。


ピニオンギヤは13歯(ギヤ比8.86:1)~17歯(ギヤ比6.77:1)が使用でき、付属のピニオンギヤは15歯(ギヤ比7.68:1)です。ピニオンギヤが小さい、すなわちギヤ比が大きいと加速力重視、ピニオンギヤが大きくギヤ比が小さいと最高速度重視になります。


スポーツチューンモーターは最高速度重視のモーターなので、今回は、ギヤ比の小さい17歯のピニオンギヤ(モジュール0.8)を使います。


モーターマウントの17Tの位置にモーターを付け、17歯のピニオンギヤを取り付けます。


注意シールを貼り、最初に作ったリヤのギヤボックスに取り付けて…


モーターギヤボックスの完成です。


「ファイヤードラゴン」は、ダートチューンモーター(27T)に13歯のピニオンギヤを付け「加速力重視」仕様にしたので、「サンダードラゴン」は、逆に「最高速度重視」仕様にしてみました。






ここから、「B」の袋を使います。


中には、バネやオイル、ドライブシャフトなど、足回りのパーツが入っています。


ということで、足回りを仕上げていきます。まずは、リヤ部から。タイヤを取り付ける部分、リヤアクスルを作ります。


リヤのギヤボックスにアッパーアームを付け…


ドライブシャフトと一緒にリヤアクスルを取り付けます。


リヤガードを付けて…


リヤ部の完成です。




次は、フロント部の足回りです。フロントアームを作ります。


フロント部の足回りには、オプションパーツ「DF-02 アッセンブリーユニバーサルシャフト」を使います。


組み立てました。シャフトの抜けを防ぎ、滑らかなコーナリングが可能になります。このパーツは、フロントとリヤの両方に付けることができますが、今回はフロント部のみに取り付けます。


これを使って、フロントアクスルを作ります。


こんな感じです。


フロントのギヤボックスにアッパーアームを付け…


フロントアクスルを取り付けます。


さらに、曲がった針金「スタビライザー」を付けます。カーブでの車体の傾きを抑え、安定した走行をさせるものです。


これで、フロント部の完成です。


ということで、フロントとリヤの足回りができました。






まだまだ行きます。次は、オイルダンパーを作ります。


必要なパーツを用意しました。フロント1本、リヤ2本、計3本作ります。構造は全て同じです。


シリンダーにピストンをセットし…


オイルを入れます。


しっかりとフタをします。


バネを付けて…


オイルダンパーの完成です。フロントとリヤの違いはスペーサーの長さだけで、長い方がフロントになります。


リヤダンパーを取り付けます。


さらに、フロントダンパーも付けて…


足回りが安定しました。


こんな風に、プロペラシャフトでフロントとリヤを結合します。


フロントダンパー以外、「ファイヤードラゴン」との違いはほとんどありません。

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