ドールとタミヤ「サンダードラゴン」 (組立編1)


今日は、RCカーを組み立てます。組み立てに集中するために、着替えとパネル貼りは省略です。


ちなみに、今回の衣装は、胸にドラゴンが描かれた青いチャイナドレスです。


で、作るのはタミヤ「サンダードラゴン(2021)」です。ついに、復刻されました。


1988年に発売された「サンダードラゴン」は、月刊コロコロコミックで連載していた「ラジコンボーイ」に登場するRCカーで、ドラゴンシリーズ4作品(超龍、火龍、雷龍、聖龍)の3作品目にあたります。実はこれが、キットとしては1番最初に発売されたドラゴンシリーズです。


この他にも、使うものや購入したものがあるので、それらを紹介します。


こちらです。


プロポはフタバの「3PV」、受信機はフタバの「R314SB-E」です。充電中ですが、バッテリーはタミヤの「ニカドバッテリー7.2Vレーシングパック1600SP」を使います。


サーボはフタバのアナログサーボ「S-U300」を使います。スピードコントローラー「TEU-105BK」ですが、相変わらず在庫が無く、入手できなかったので、以前作った「ホリデーバギー」のを外して使います。


モーターは「スポーツチューンモーター」に交換し、フルベアリング化します。フルベアリング化には1150ベアリングが17個、850ベアリングが4個必要です。ピニオンギヤも変えますが、それは組み立て時に。


あと、オプションパーツとして、「アッセンブリーユニバーサルシャフト」と「ハイトルクサーボセイバー」を取り付けます。


最後に、塗料です。ボディは塗装済みなので、これらはドライバー人形を塗装するための塗料です。


最近は、RCカー本体の入手も困難ですが、RCカーに関係するパーツも入手困難になっています。何とかして欲しいです。


それでは、組み立て開始です。






では、組み立てを始めますが、その前に、ラジコンの中身を見てみましょう。


開封します。パカッ!


パーツがギッシリ入っています。「ファイヤードラゴン」と同じような感じです。


内容品を紹介します。まずは、ボディです。ポリカーボネート製で、塗装&カット済みです。


次に、タイヤとホイールです。ホイールは黒です。


さらに、プラスチック製のシャーシとポリカーボネート製のシャーシカバーです。シャーシカバーがドライバー人形の体にもなっています。


残りのプラスチックパーツです。


あと、箱が1つ。


中には…


「A」~「C」の小袋と、モーターやギヤ、オイルダンパーのパーツなど色々入っています。


最後に、マニュアルとシールです。アンテナパイプもあります。


工具を用意して、準備完了です。






では、組み立てを開始しますが、いつも通り塗装から始めます。


ボディは塗装済みなので、塗装するのはドライバー人形のみです。その割には、塗料を沢山使います。


で、そのドライバー人形ですが、頭がプラスチック、体がポリカーボネートという、かなり塗装が面倒な状態となっています。


まずは、塗装準備をします。頭をカットし、組み立てます。組み立てには「C」の袋のネジ(タッピング3×8mm)も必要ですが、余りがあるので、それを使います。


次に、シャーシカバーをカットします。


マスキングをするので、プレペイントクリーナーで内側の油汚れを拭き取ります。


塗装するドライバー人形の形状が分かり難いので、表面から油性ペンで形状を描いておきます。ちなみに、保護フィルムは貼られていません。


こんな感じです。シートベルト、ハンドル、手袋、衣服の部分に分けました。油性ペンは、プレペイントクリーナーで簡単に拭き取れます。


で、内側からマスキングをします。まずは大雑把にマスキングし…


デザインナイフで、ドライバーの形状をカットします。


さらに、シートベルトとハンドルを残すようにマスキングします。マスキングは衣服と手袋の部分が別々に剥がれるように貼ります。


あとは、全体をマスキングして…


マスキング完了です。


表から見ると、こんな感じです。そして、これで塗装準備完了です。


塗料を紹介します。ドライバー人形の頭は、サーフェイサー(グレー)を吹いた後、「フラットホワイト(XF-2)」「フラットフレッシュ(XF-15)」「スカイブルー(X-14)」「フラットブラック(XF-1)」の順に筆塗りします。


ドライバー人形の体は、シートベルトとハンドルに「ブラック(PS-5)」をスプレーした後、手袋に「マスタードイエロー(PS-56)」をスプレーします。最後に裏打ち塗装を兼ねて、衣服を「ホワイト(PS-1)」でスプレーします。


それでは、ブラックとサーフェイサーをそれぞれ吹きます。


― 数時間後 ―



塗料とサーフェイサーが乾きました。


ドライバー人形の体の方は、塗料が他の部分に、かなり流れ込んでいます。


とりあえず、手袋の部分のマスキングを剥がし、流れ込んだ塗料をプレペイントクリーナーで拭き取ります。


少しは綺麗になりました。


では、手袋にマスタードイエローをスプレーします。




ここで、塗料が乾くまで、ドライバー人形の頭を筆塗りしましょう。


筆塗りは薄い色から順に。目とフェイスマスクをホワイトで、目の周りを肌色で塗ります。


ヘルメットはスカイブルーで塗ります。


あとは、ヘルメットの縁を黒で塗って…


筆塗り完了です。目玉は油性ペンで描きました。なんか怖い…。


― さらに、数時間後 ―



塗料が乾きました。


こんな感じです。マスキングと同じ色なので分かり難いです。


最後は、衣服を塗るので、その部分のマスキングを剥がし、流れ込んだ塗料をプレペイントクリーナーで拭いて綺麗にします。


こんな感じです。


では、衣服にホワイトをスプレーします。


― 再び、数時間後 ―



塗料が乾きました。これで、塗装は終わりです。


マスキングを全て剥がします。


表面の油性ペンをプレペイントクリーナーで拭き取って…


ドライバー人形の体の塗装完了です。かなり汚くなってしまいました…。


頭を付けて、遠くから見ると、多少はマシに見えます。


なんか、サンダードラゴンを作っている気がしません。「私は一体、何を作らされているんだ…」っていう感じです。

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