ドールとタミヤ「VW ビートルラリー」 (組立編3)


それでは、ここから本格的に組み立てていきます。


ちなみに、「MF-01X」シャーシは、ホイールベースの長さを「S」「M」「L」の3種類から、車高を「Low」と「High」の2種類から選んで組み立てることができます。


「フォルクスワーゲン ビートルラリー」は、ボディ形状により「L」ホイールベースで、車高「High」が推奨されているので、この通り組み立てていきます。


まず最初は、「A」の袋を使います。


中には、工具やグリス、ギヤなどが入っています。グリスは2本あります。


あと、プラベアリングとメタルベアリングはボールベアリングに交換します。フルベアリング化には、1150ベアリングが20個、850ベアリングが2個、850フランジベアリングが2個必要です。


では、始めましょう。まずは、デフギヤを1個作ります。オプションパーツでボールデフに変更することも可能です。


フタをします。


ここで、最初のオプションパーツ「OP-1660 MF-01X アルミモーターマウント」の出番です。


プラスチックパーツの代わりに使います。軽量で剛性が高く、冷却効果もアップします。


これをギヤケースの片側に取り付けます。


さらに、デフギヤとスパーギヤをセットし、グリスを塗ります。今回のグリスは、普通の茶色いグリスです。


もう一方のギヤケースにもギヤとベアリングをセットし…


2つを合体します。


ダンパーステーを取り付けて…


リヤのギヤボックスの完成です。




ここで、早くも電動パーツの出番です。


スピードコントローラーは、「CR-01」シャーシから外したフタバの「MC331CR」です。それ以外は、いつも使っているパーツなので詳細は省略します。


バッテリーを接続し、サーボのニュートラルを確認します。…よし、確認しました。


サーボには「OP-1120 ハイトルクサーボセイバー用アルミホーン(Mシャーシ)」と「OP-1658 MF-01X アルミサーボマウント」、さらに、フォードブロンコ2021の余りのハイトルクサーボセイバーを取り付けます。


アルミホーンはハイトルクサーボセイバーとセットで使う必要があります。サーボを保護し、ステアリングの剛性もアップします。別途ネジロックが必要です。おまけでアジャスターも付属しています。


アルミサーボマウントは、プラスチックパーツの代わりに使います。サーボの取り付け強度がアップします。


これらをサーボに取り付けます。


ここで、同じ長さのロッドを2本作り…


サーボに取り付けます。手で簡単に付けられます。


で、サーボをシャーシフレームの片側に取り付けます。




ここから、「B」の袋を使います。


中には、ギヤやシャフトなどが入っています。


再び、デフギヤを1個作ります。最初に作ったものと同じです。


シャーシフレームの片側にギヤをセットしグリスを塗ります。


もう一方のシャーシフレームにもパーツを付け…


デフギヤをセットし、合体します。


こんな感じです。これがフロント部分になります。


ということで、ここまでできました。


デフギヤが2つあることから分かるように、「MF-01X」はシャフトドライブの4WDシャーシです。






ここから、組み立て方がホイールベースの長さによって異なります。今回は、ロングホイールベースで組んでいきます。


まずは、ホイールベースの長さに合わせてパーツを作ります。


このパーツにギヤボックスとフロント部分を接続します。


こんな感じです。確かにロングですね。


ここで、プロペラシャフトを作ります。


ちなみに、フルベアリングセットを使う場合の組み立て方が、マニュアルの後ろに載っています。B2パーツと850フランジベアリングの向きに注意です。


あと、2㎜のシャフトが抜けやすいので、合成ゴム系接着剤で脱落防止対策をすると良いようです。


プロペラシャフトをセットし、ギヤカバーを付けます。


シャフト付近に注意シールを貼って…


前後がリンクしました。


反対側はこんな感じです。


プロペラシャフトは、「L」ホイールベース用しか入っていないので、「S」や「M」ホイールベースに変更する場合、長さの短いプロペラシャフトを別途購入する必要があります。

←組立編2へ     組立編4へ→

[TOP]