ドールとタミヤ「VQS(バンキッシュ)」 (組立編1)

今日は、RCカーを組み立てます。組み立てに集中するために、着替えとパネル貼りは省略です。

ちなみに、今回の衣装は、ロックスミスのネタでも使ったロックな衣装です。

1988年に発売された「バンキッシュ」は、アバンテを改良した廉価版の4WDバギーで、アバンテ(イグレス)3兄弟の次男にあたります。これは2020年の復刻版ですが、商標の問題で「VQS」に名前が変わりました。

この他にも、使うものや購入したものがあるので、それらを紹介します。

プロポはフタバの「3PV」、受信機はフタバの「R314SB-E」です。写真にはありませんが、バッテリーはタミヤの「LFバッテリー LF2200-6.6V」を使います。

サーボはタミヤのデジタルサーボ「TSU-05」、スピードコントローラーはタミヤ「TEU-105BK」を使います。ちなみに、これらは以前作った「キングイエロー6×6」から外しました。

モーターは「GTチューンモーター」に交換し、フルベアリング化します。フルベアリング化には850、830、620ベアリングがそれぞれ2個ずつ必要です。ピニオンギヤも変えますが、それは後ほど。

他のオプションパーツは、ハイトルクサーボセイバーのみです。専用のオイルダンパーも欲しかったのですが、購入するタイミングを逃し買えませんでした。

相変わらず、パーツの入手困難な状態が続いています。さらに、RCカーによっては、以前より価格がかなり上がっているものもあります。

では、組み立てを始めますが、その前に、ラジコンの中身を見てみましょう。

内容品を紹介します。まずは、ボディとウイングです。ポリカーボネート製で、塗装&カット済みです。

次に、タイヤとホイールです。白一色のホイールは久しぶりです。

プラスチックパーツは黒一色です。シャーシもプラスチック製です。

「A」~「D」の小袋と、インナースポンジやオイルダンパーのパーツなど色々入っています。

今回は、スプレー塗装を行わず、筆塗りのみで簡素に仕上げます。サーフェイサーはお好みで。

ドライバー人形を組み立てます。組み立てにはM3×8mmのタッピングネジが必要ですが、余りがあるのでそれを使います。

塗料を紹介します。ドライバー人形の体は、サーフェイサー(ピンク)を吹いた後、「フラットレッド(XF-7)」と「フラットブラック(XF-1)」で筆塗りします。

ドライバー人形の頭は、サーフェイサー(ピンク)を吹いた後、「フラットフレッシュ(XF-15)」「レッド(X-7)」「フラットブラック(XF-1)」で筆塗りします。
― 数分後 ―

次に、ヘルメットと体を赤で塗ります。ヘルメットはつやあり、体はつや無しなので、間違えないよう注意です。

塗装が予定より早く終わったので、モーターとピニオンギヤ、ベアリングについて説明しておきます。

まず、ベアリングですが、「VQS」はほぼフルベアリング化されているので、無理にフルベアリング化する必要はありません。より完璧を目指すなら、850、830、620ベアリングが2個ずつ必要です。

モーターですが、今回は「GTチューンモーター(25T)」を使います。これは、本家アバンテに付属しているモーターと同じものです。

推奨ギヤ比は[6.5~7.5]:1と書いてありますが、これはツーリングカー用です。バギー用は、これに1.5~2.5プラスすればいいので、[8.0~10.0]:1くらいになると思われます。

ちなみに、ピニオンギヤとギヤ比の関係がマニュアルの後ろに載っています。これによると、付属のピニオンギヤ(21歯)で8.73:1となっています。特に問題はなさそうです。

ただ、ネットで調べたところ、GTチューンモーターは、できるだけ小さいギヤ比で使った方が、より性能を発揮できるようです。

ということで、今回は使用可能なピニオンギヤで、最も小さいギヤ比(8.33:1)になる22歯のピニオンギヤを使いたいと思います。

ちなみに、このピニオンギヤ(22歯)を使ってギヤ比が8.33:1になるのはは、本家アバンテと全く一緒です。もしかして、本家アバンテとVQSは、ギヤ構造が同じなのでしょうか?





















