ドールとタミヤ「VW ビートルラリー」 (組立編1)
今日は、RCカーを組み立てます。組み立てに集中するために、着替えとパネル貼りは省略です。
ちなみに、今回の衣装は、フォルクスワーゲン ロゴTシャツです。
で、作るのはタミヤ「フォルクスワーゲン ビートルラリー」です。
これは、1949年に誕生したビートルを、タミヤが「ラリー仕様にしたらこんな感じだろう」とイメージしてデザインされたRCカーです。シャーシは、ホイールベースの長さを3段階に調節できる「MF-01X」シャーシです。
この他にも、使うものや購入したものがあるので、それらを紹介します。
プロポはフタバの「3PV」、受信機はフタバの「R314SB-E」、バッテリーはタミヤの「ニカドバッテリー7.2Vレーシングパック1600SP」を使います。
サーボはタミヤのデジタルサーボ「TSU-05」、スピードコントローラーはフタバの「MC331CR」を使います。ちなみに、スピードコントローラーは過去に作った「CR-01」シャーシから外しました。
モーターは「ダートチューンモーター」に交換し、フルベアリング化します。フルベアリング化には850フランジベアリングが2個、850ベアリングが2個、1150ベアリングが20個必要です。
さらに、ダンパーはゴムのダンパーなので、オイルダンパーに交換します。前後で2セット使います。
では、組み立てを始めますが、その前に、ラジコンの中身を見てみましょう。
内容品を紹介します。まずは、ボディです。ポリカーボネート製で、カットする必要があります。
プラスチックは黒一色ではなく、赤や白、メタリックパーツもあります。シャーシはグレーです。
中には、「A」~「D」の小袋と、モーターやギヤなどが入っています。
最後に、マニュアルとシール、黒いアンテナパイプです。マニュアルは、ボディとシャーシが別々になっています。
オイルダンパーは、1セット2本入りで、前後に使うので2セット必要です。あと、別途ピロボールが必要ですが、これは組み立て時に説明します。
残りは、ベアリングとアルミパーツです。ハイトルクサーボセイバーは「フォードブロンコ2021」の余りです。
後で説明しますが、これが今回使う塗料です。プラスチック用が1本、ポリカーボネート用が4本です。(実は、裏打ち塗装用にもう1本追加しています。)
塗装準備をします。まずは、塗装するプラスチックパーツをカットします。
次は、ボディです。カットする前に穴をあけます。穴は全部で9カ所。2㎜~6㎜まで大小さまざまな穴を空ける必要があるので、ボディリーマーなどの専用工具がないと大変です。
穴あけが終わったら、ボディをカットします。外周をカッターでなぞり…
穴あけやカットした時に手でベタベタ触ってしまったので、プレペイントクリーナーで塗装面の油汚れを拭いておきます。
さらに、色の塗り分けをするので、ボンネット以外を全てマスキングします。
塗料を紹介します。プラスチックパーツには、サーフェイサー(グレー)を吹いた後、「セミグロスブラック(TS-29)」を全てのパーツにスプレーします。
ボディは、ボンネットに「ブラック(PS-5)」をスプレーした後、マスキングを剥がし全体に「オレンジ(PS-7)」をスプレーします。その後、窓のマスキングを剥がし「スモーク(PS-31)」をスプレーします。
で、残りの「フラットクリヤー(PS-55)」は、ブラックを塗った部分の「表側」にスプレーします。ツヤツヤの外観を、マットな感じに仕上げる「つや消し」スプレーです。
では、ボンネットにブラックを、プラスチックパーツにサーフェイサーを吹きます。