ドールとスクエアモニター (前編)
現在、色々なミニゲーム機や過去のアーケードゲームが発売されていますが、どれも基本的に画面サイズは4:3です。16:9表示のモニターだと左右に余白ができてしまいます。
ということで、今回は、これらのゲーム機をスクエアモニターに映し、余白の無い全画面で表示できるか試してみたいと思います。
19インチ、SXGA(1280x1024、60Hz)の非光沢IPS液晶モニターです。
さらに、HDMI端子が標準で搭載されており、変換コネクタ無しで直接接続できます。他にもディスプレイポートやVGA端子、USBハブ機能もあります。
HDMI及び電源ケーブルは付属のものではなく、50cmの短いものに交換しています。あと、スタンドに黒いものが貼ってありますが、これはマジックテープです。これについては、後ほど説明します。
と、色々な機能が揃ったモニターですが、1つだけ問題があります。
それは、スピーカーが付いていないことです。ヘッドホン端子も無いので、音を出すことが一切できません。
それがこちら。スピーカーとHDMI音声分離機、USB端子付き電源タップです。
電源はUSBで、ヘッドホン端子(3.5㎜)に接続して使います。ただ、モニターにはヘッドホン端子がありません。
映像(HDMI)と音声(3.5㎜)が分離して出力されます。このヘッドホン端子にスピーカーを接続します。使用にはUSB電源が必要です。
スピーカーと音声分離機は共にUSB電源が必要なので、USB付きの電源タップも買いました。
ここで、先ほどのマジックテープの出番です。この3つの機器を、マジックテープでモニタースタンドに貼り付け、固定します。
こんな感じです。全てスタンドに付いているので、このまま移動できます。
さらに、USBとAC電源が1つずつ空いているので、ここからゲーム機の電源を取ることもできます。
スピーカーも、モニター下のスタンドにマジックテープで貼り付けています。
ケーブルは短いものに変えてあるので、画面を回転しても絡まるようなことはありません。
それでは、早速、このモニターにゲーム機を接続してみたいと思います。
全画面表示が目的なので、本体の設定でHDMIのワイドをONにします。
さあ、どうでしょうか?
色々設定を変えてみましたが、全画面表示できませんでした。正直、「イーグレットⅡ ミニ」専用モニターにしようと考えていたのですが、いきなり裏切られました。
おっ!メニュー画面が全画面表示されています。これは期待できそうです。
4:3表示ではなく、5:4表示ですが、そんなことは全く気になりません。それよりも、左右に余白が無い事の方が重要です。
ちなみに、「NEOGEO mini」には色々なバリエーションがありますが、仕様や設定は同じなので、どれでも全画面表示できます。