ドールとサイボーグハンド (後編)


ここから、水を使うので、こぼさないよう注意しながら組み立てていきます。


まずは、バネが外側に付いたシリンダーに12cmのチューブを取り付け、水を吸います。ピストンを何度も上下に動かし、出来るだけ空気が残らないようチューブとシリンダー内を水で満たします。


で、チューブの反対側に、バネが内部にあるシリンダーを結合します。


水圧シリンダーの完成です。水が入っているので、片方のピストンを押し込むと反対側のピストンが浮き上がります。


これを3個作ります。


残りのシリンダーにも水を入れ、34cmのチューブで結合します。


こんな感じです。これで、水の出番は終わりです。




水圧シリンダーを取り付ける前に、残りの指、親指を組み立てます。


親指は、他の指と構造が異なります。


指先にパーツを付け…


スポンジテープを貼って…


親指の完成です。


これに、輪っかの付いた水圧シリンダーをセットします。


こんな感じです。




ここで、サポートパッドを作ります。


できました。これは、手のひらを固定するパーツです。


そして、最初に組み立てたグリップバーと手のひら部分の登場です。あとは、これらを組み合わせていくだけです。


まずは、手のひら部分に3本の指を取り付けます。


ギヤのようなパーツを付けネジ止めします。


この部分は指角度を調節するダイヤルになります。


3本の指と水圧シリンダーを接続します。


後ろ側からグリップバーを差し込みます。


現在、こんな状態です。ここまでは、右手左手の区別はありません。ここから、左右どちらの手にするかでパーツの取り付け位置が異なります。今回は、右手にします。


グリップバーの内側にサポートパッドを取り付けます。


アームの先端に輪っかのようなパーツを付けます。


最後に、親指を取り付けて…


「サイボーグハンド」の完成です。


結構な大きさです。ちなみに、黄色いダイヤルを回すと…


指の角度が変わります。最大でここまで開きます。


持ち方は、こんな感じです。輪っかのパーツに指を入れます。薬指と小指で一本の指を動かします。


横から。手動ですが、親指の位置を変えたり、内側や外側に曲げることもできます。




(くっ!…し、静まれ…私の右手…)


うわぁぁぁぁ!!!…的な。


以上、サイボーグハンド編でした。






最後に、立ち姿で写真を撮っておきましょう。


残念ながら、ドールの握力では指が動かせません。


地獄先生ぬ~べ~。


心霊写真。


左手用。


では。

- 完成 -

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