ドールとサイボーグハンド (後編)
ここから、水を使うので、こぼさないよう注意しながら組み立てていきます。
まずは、バネが外側に付いたシリンダーに12cmのチューブを取り付け、水を吸います。ピストンを何度も上下に動かし、出来るだけ空気が残らないようチューブとシリンダー内を水で満たします。
で、チューブの反対側に、バネが内部にあるシリンダーを結合します。
水圧シリンダーの完成です。水が入っているので、片方のピストンを押し込むと反対側のピストンが浮き上がります。
残りのシリンダーにも水を入れ、34cmのチューブで結合します。
水圧シリンダーを取り付ける前に、残りの指、親指を組み立てます。
そして、最初に組み立てたグリップバーと手のひら部分の登場です。あとは、これらを組み合わせていくだけです。
現在、こんな状態です。ここまでは、右手左手の区別はありません。ここから、左右どちらの手にするかでパーツの取り付け位置が異なります。今回は、右手にします。
持ち方は、こんな感じです。輪っかのパーツに指を入れます。薬指と小指で一本の指を動かします。
横から。手動ですが、親指の位置を変えたり、内側や外側に曲げることもできます。